CSが気づいたら終わってる件。そして木曜に控えるドラフトが超絶盛り上がりそう
この数日は現実世界が色々とせわしなく過ぎていきました。
CSも2戦目までは見たのですが3,4戦目が観戦できずひたすら無念。日本シリーズは是非とも全試合観戦したいと思います。
相手は日ハムですか・・・とりあえず大谷使うハンデで広陵出身の有原と広島出身の中田翔はカープ扱いにしてくれ(笑)正直165km/hのストレートだけでもえげつないのに150km/h超えのフォークなんて打てる気がしない(笑)
日本シリーズの前に
日本シリーズは10/22(土)からですが、その前にプロ野球には大事なイベント、ドラフト会議が控えています。
ドラフト会議
この会議は、毎年10月と11月に一般社団法人日本野球機構(NPB)が主催し、新人選手選択会議規約に定められた手順に基づいて、新人選手との契約交渉権をプロ野球に属する各球団に振り分けるものである。NPBでは新人選手選択会議の他に、育成選手獲得のための育成選手ドラフト(正式名称は育成選手選択会議)が行われる。
簡単に言えば
- 12球団それぞれが欲しい選手を指名し、交渉権を獲得しにいく
- 複数の球団が同じ選手を指名した場合、くじで交渉権獲得球団を決める
- 外れた球団は再度別の選手を指名
- これもかぶったらくじで決める
- 以下繰り返し、12球団が全て交渉権獲得を得たら2周目に突入
とまあこんな感じで進んでいく、新戦力を得るための1大イベントです。これが今年はかなり盛り上がりそうなんですよねぇ。なんといってもスターが多い。高卒、大卒、社会人それぞれに相当優秀な選手が数多く揃ってます。ボジョレー・ヌーヴォーではないですがここ数年で1番の当たり年じゃないでしょうか?(そうは言っても1人交渉権を獲得すると次は12球団全員に交渉権が渡ってから。次に獲得できる選手は順位的には最高で13番目の選手となりますのでスターはどんなに多くても足りないことはないのですがね)
高卒・・・高校BIG3はもちろん他にも優秀な選手が多々
まずは高卒の選手からですが、今年の甲子園といえば
の3人が"高校BIG3"と呼ばれ大会前からプロ注目の高評価でした。この3人は上位に食い込んでくるんではないかと思います。特に藤平は地元なのもあって横浜高校の選手を多く獲得するDeNAが上位指名するんじゃないでしょうかね。
そして大会に入って評価を急激に上げたのが
- 作新学院・今井達也
今年の優勝投手でもあります。元々そんなに評価が低いわけでもなかったのですが、甲子園で150km/hを連発し評価が急上昇。スカウトの間では「高校BIG3より良い」という評価もあったようです。
その他優秀な投手として我らが広島の星
- 新庄・堀瑞輝
国体で150km/hの大台に乗り、さらに14奪三振の圧巻のピッチングと甲子園後も見せてくれています。やはり地元でこれだけ活躍してる選手はカープとしても欲しいですねえ。特に最近は広島の高校出身の投手として日ハム有原、DeNA石田、巨人田口なんかが軒並み活躍してますし・・・(野村が今年大躍進なの忘れてるわけじゃないですよ?)
- 東邦・藤嶋健人
今年の高校野球で打ってよし投げてよしの二刀流選手。希望としては投手1本で行きたいそうですが打撃が評価されて野手で指名されたらバットで貢献したいとのコメントもあります。(日ハムにいけたら大谷みたいになれるかもしれないというロマンもあるのですがどうでしょうね?)しかし愛知の高校は投打両方に秀でた選手が多い気がします。広島の堂林も投手でしたが結局野手で指名されましたしね。
- 秀岳館・九鬼隆平
投手ばかり目立ちますので野手の紹介もしときましょう。恐らく高校No.1キャッチャーであろう九鬼捕手もプロ志望届を出しています。秀岳館は打撃の強いチームなのですがその打線の4番にも座っています。キャッチャーというのは専門性が高く、プロに入ってキャッチャーに転向というのはまず無理なので指名される可能性は高いと思います。巨人あたりが阿部の後継者候補として獲得にかかりそうな動きを見せています。小林頑張れよ・・・
大卒・・・やはり目玉はジャスティス!
大卒は高卒と違い即戦力としての働きを求められます。そうなると育成に時間のかかる高卒と比べて1位、2位の上位指名の確率は高め。その中でも今年最大の目玉選手が
人呼んで「ジャスティス」こと田中投手です。下手したら12球団全員競合で田中投手にいくのではないかともいわれる逸材。まあ12球団はなくとも競合は確実でしょう。春先に少し故障がありましたが4、5球団は競合すると読んでいます。
- 桜美林大・佐々木千隼
大卒2番手はこの佐々木か後述の柳だと思います。彼も150km/hを連発する投手で、今年先発ローテを固定できなかったチームにはのどから手が出るほど欲しい選手ではないですかね。恐らく上位指名、というか競合必須な選手の1人だと思いますね。
- 明治大・柳
球速は平均140km/h前後くらいと田中や佐々木に比較すると劣りますが直球とカットボールのキレが非常によく、カーブもいい球を投げます。彼も1本釣り(指名球団が1球団しかないこと、単独指名)は難しいと思います。
大学は甲子園と比べて知名度が低いので(甲子園はNHKが放送するから割と知ってる選手が多い)「え?誰?」という反応が多いですが、ドラフトを見るなら最低上の3選手は抑えて置きたいところです。
社会人・・・東京ガス山岡の評価が高い
社会人の枠で最も高評価なのは
- 東京ガス・山岡泰輔
145km/hの直球と横の変化で三振をとれる投手。10月の上旬にDeNAと試合したときは思いっきり炎上させられてましたがまだ20歳ですし伸びしろは大きいと思います。広島の瀬戸内高校出身というのもあり、広島が積極的にドラフト上位候補に入れてる一人。
他にも慶応の加藤拓也投手ですとか流通大の生田目翼投手、東海大市原望洋の島孝明投手なんかもいるんですが紹介しきれませんので、ドラフトが終わってからまた書きましょうかね。
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新戦力もあれば当然逆もあるわけで・・・
今回のドラフトはネットで無料配信があるそうですが一応