ゆたのしんのしゃにかま

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カープ応援ブログ

プロ野球12球団を一般企業として考察した結果

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はい。

 

私も社会人になってはや2年が経とうとしていますが

 

ブラック企業

社畜

過労死

残業

部署 飲み会

社員旅行

 

とまあこの辺がニュースやネットで嫌でも目に付くようになってくるわけです。

 

 

下2つは若手ならではですかね・・・正直飲み会や旅行は楽しいと思いますよ。幹事さえやらなければ。幹事になるだけでアホみたいに手間がかかるしその場での対応を迫られる時もあるので(主に酒絡み)95%は楽しみが減るといっても過言ではない。

 

どうせ不満をいうなら上が企画してくれればいいのにな

予算が足りない?自腹だ自腹。貰うもん貰ってる人が出すんだよ(´゚∀゚`)

 

 

 

・・・話がそれましたが

 

 

上のようなワードは一般企業だけでなくプロ野球球団にも当てはまるのではないか?当てはまるなら1番のホワイト企業はどこなのか?これについて考察していきたいと思います。ちなみに2017年と最近数年のイメージで書いています

 

 

 

 

広島、DeNA・・・急成長のベンチャー企業

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まずはカープ。あとタイプの似ているDeNAですかね。

若手選手を積極的に採用し、ここ数年で一気に花開きました。

 

2chでこういうスレを見つけましたが、野球界で中堅~ベテランと言われる30代がほぼいないのがこの2球団です。

 

blog.livedoor.jp

 

この2球団が連覇、下剋上での日シリ出場をしたので最近急速にプロ野球全体で育成に舵を切る風潮が出てきましたね。

 

そのせいで割を食ってる名選手もいるのですが・・・

number.bunshun.jp

 

ただしこのタイプにはデメリットもあります。

 

デメリット.若手が主力になれないと辛い

若手がどんどん活躍すればいいのですが、流石にプロのレベルで活躍できるのは一握りの選手だけ。若手の芽がなかったり、もしなりそうなところまでいっても移籍してしまったりするとチームがずっと弱いままになります。

 

※参考データ カープ2000年~2017年順位

2000 5位

2001 4位

2002 5位

2003 5位

2004 5位

2005 6位

2007 5位

2008 5位

2009 4位

2010 5位

2011 5位

2012 5位

2013 4位

2014 3位

2015 3位

2016 1位

2017 1位

 

圧倒的5位率。一因として逆指名制度で有望な若手が入り難かったことやFAでの流出が多く、育成した選手がカープの主力としては活躍出来なかったことが上げられます。この時期の阪神の4番って金本、シーツ、新井でしたし「カープ阪神の2軍」とまで言われてましたからねぇ(笑)

 

 

 

 

巨人・・・日本の大企業型

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上の2球団と対角の位置にあるのが巨人でしょう。

 

巨人と言えば超スーパー選手を獲得し圧倒的な力で進む常勝軍団です。これは一般企業で言えばヘッドハンティングでガンガン有能を獲得していくことに似ています。

 

が、現在はそれがたたってか自前の若手が育たず、獲得した選手も加齢による衰えを見せ始めるが2軍暮らしをさせるわけにもいかずというような状況。

 

育成に舵を切ろうにも顧客(=ファン)には常勝軍団のイメージがついているため、負けるとクレームが入るから結局実績ある選手を使うしかない。ついでにいうとトップ層が絶対的な権力を保持し続ける。

 

 

何という日本の縮図。中間管理職(監督)になった高橋由伸の顔がこんなのになるのもわかる

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こんなの

 

これを打開するにはやはり「育成するので少々負けても目を瞑ってね」とお願いするしかない。数年前まで阪神も中堅~ベテランが多く今の巨人の様な状態でしたが金本監督が「超変革」の下に若手を積極的に使っていった結果、世代交代も順調に進みつつあるという事例もある。

 

ファンと経営層がどこまで我慢できるかですかね。

 

 

 

 

日ハム・・・全てはコスパ外資系企業

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日ハムは広島やDeNAと同じ育成重視の球団なのですが、少し毛色が違うかなということで別カテゴリに。

 

活躍すると年棒は上がりますが、日ハムの場合年棒が上がりすぎると放出してしまう傾向にあります。そしてその代わりとなる若手選手を育成していくスタイル。

 

金額と仕事が見合っているかについて非常にドライなところが外資系企業にあてはまると思いますね。常に競争に晒されることもあるのか、大谷、中田、ダルビッシュ等スーパースターも多いです。しかし今年の谷元のように「え?その選手が?」みたいな選手もコスパに見合わないとさっさと放出します。

 

まあアリと言えばアリなんですが、今年チームが低米してる中で戦力になりうる選手をどんどん放出してしまってたのはどうかなぁ・・・といったところ。選手も活躍して1億円プレーヤーとか目指しているけど放出のリスクが高まると考えると複雑。

 

 

 

 

ホワイト球団No.1はやはりあの球団

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12球団で1番理想的なのはソフトバンク。知ってた。

若手の育成も3軍まで作ってしっかりやってる。そして足りない戦力は補強する。シンプルなことですがこれをほぼ完璧に行えてます。それによる圧倒的な層の厚さが最大の強みでしょう。

 

一部では金満球団などと言われてますがそれで結果出してるんだから問題ない。どうしてもそう呼びたいなら互角かそれ以上の戦力を作ってからでないと同じ土俵に立ってはいけない。企業で考えた場合も有能な人にはお金を多く払って会社のために働いてもらうだろ?そういうことだ。

 

強いて言うなら層の厚さ故に若手はよほど魅力的でないと1軍レギュラーが難しいのが欠点ですかね。そういう意味では育成から這い上がってきた千賀なんかは個人的にとても素晴らしいと思う選手です。

 

 

 

 

あーあ、どこかに終身雇用週4勤務で手取り50万の楽な仕事落ちてませんかねぇ・・・