【WBC】代表メンバーってのは侍ジャパンだけじゃない
さて
今日は侍ジャパンの選出による12球団の戦力ダウンの影響を記事にしようと思いましたが軌道修正。
盲点があったのでそこをケアしていこうかなと思います。
突然ですがここで簡単なクイズです。
Q.2017年2月22日現在で広島東洋カープに在籍する選手、かつ今回を含む全4回のWBCに出場経験のある選手は何人いるでしょう?
時間です。
答えは今村、石原、新井、田中、菊池、鈴木誠也の6名。
今回は参加してない前者3名は出てこない人もいたでしょうか?
黒田、栗原、マエケンもまあカープのイメージが強いですからある意味正解と言えば正解でしょう。
・・・とでもいうと思ったか!
今回の盲点というのはまさにその点。「WBC代表」を任されるのは日本人だけではないんですね。つまり本当の正解は
今村、石原、新井、田中、菊池、鈴木誠也、オスカル
この7名が正解となるわけです。一言も「侍ジャパンメンバー」なんて書いてませんからね。NPBで助っ人として活躍している選手も母国の代表に選出されれば調整を早める必要がある。開幕への影響を考えるなら外国人も考えていかなければならないわけです。
ちなみにオスカルを例に出しましたが彼は助っ人ではなく日本人として登録される条件を満たしているので特例といえば特例な気がしないでもないんですが・・・まあその辺はダルビッシュとかと同じ感じです。(笑)
今回選出された外国人選手達
というわけで本題。
今回日本以外の代表として選出された選手をまとめてました。
- オランダ代表 バレンティン (ヤクルト)
- オランダ代表 バンテンハーグ (ソフトバンク)
- メキシコ代表 レアード (日ハム)
- メキシコ代表 メンドーサ (日ハム)
- メキシコ代表 クルーズ (巨人)
- メキシコ代表 アマダー (楽天)
- キューバ代表 デスパイネ (ソフトバンク)
- カナダ代表 マシソン (巨人)
- ベネズエラ代表 スアレス (ソフトバンク)
- 台湾代表 チェン・グァンユウ (ロッテ)
- 台湾代表 郭俊麟 (西武)
- 台湾代表 宋家豪 (楽天育成)
ちなみに各球団の人数がこちら。
12球団外国人選出人数
広島 0
巨人 2
De 0
ヤク 1
阪神 0
中日 0
SB 3
ハム 2
千葉 1
西武 1
楽天 1
オリ 0
ソフトバンクの人数が3人でトップ。ソフトバンクは日本人も4人選出されてますのでかなりの戦力が持ってかれています。(国を代表するので当たり前と言えば当たり前ですが)助っ人の先発と中継ぎと大砲を持ってかれるってカープで言うとジョンソンとジャクソンとエルドレッドを持ってかれる感じですか?たまったもんじゃない(笑)
あとは大谷こそ辞退したものの中田、レアード、大野、宮西、増井、メンドーサを選出された日ハムもかなり痛いんじゃないでしょうか?これで大谷も開幕間に合わないとかなりキツイ。特に先発。(増井の起用法は抑えなのかもしれないが)
セ・リーグでいうとトップは巨人の5人。菅野小林坂本にクルーズとマシソンが選出されています。クルーズと小林はまだどうにかなる可能性もありますが残りの3人は代えが利かない選手ですのでペナントの調整ミスると割と危ないラインが見えてきます。
逆に一番有利なのはオリックスでしょう。選出は平野だけですし万が一投手に何かあった場合離脱するのが予備登録されている選手なので・・・まあケガ以外は代えないと小久保監督が言ってるので交代したらそれはそれでアレなのですけども(語彙不足)
↓予備登録についてはこの記事を読んでね
まあ国の代表に選出されるのはとても誇りなことなんですけど、それによってシーズンに影響が出るなら考え物な気がするなとは思いますね。サッカーみたいにシーズンを中断して世界大会をやるとかなら色々解決すると思うんですけどWBCに威厳がないからなぁ・・・
今年アメリカが優勝すれば次回以降盛り上がってくれるかもしれない・・・